ブラウスパターンをリボンドレープブラウスに作り変える
先日お知らせした 裁ちだしのリボンドレープ型紙を 簡単に作れる方法を考えました~
はじめ CADで説明しようとしていたのですが、あまりに複雑になってきて
これは、リアルのほうが絶対簡単だと思い やってみました。
はさみとセロテープは最強ですw
これは、縫い方を考えながらパターンを引く典型的なものなので
練習してみてくださいね。
★これは、前中心がはぎの 後ろ開きデザインになります。
前開きデザインや 寸法をゆるめにして かぶりのデザインにもできます。
では 行きます。
【リボンドレープブラウス型紙作り方】
1. まず ウェストにダーツが入っているブラウスパターンを用意。
ダーツ無しでもできます。襟ぐりはどんなのでも。
2. V開きのイメージで 襟ぐりを引いたら ドレープ線を入れる。
①は第二釦辺りの位置から ダーツの先へ向かって。
②は4、5㎝上から アームホールの真ん中辺りにむかって
③は襟ぐりから 4,5㎝下がったところから 肩巾の1/2の辺りに向かって。
3.はさみで ドレープ線と ダーツ線の上を切ります。
その際展開しやすいように 全部切り離さずほんの少しだけきり残しておくのがコツです。
①のドレープ線を切り開きます。このとき ダーツをたたみます。
ダーツが重なり合うところまで 倒すことができます。
もっとドレープ分量を入れたい場合は 赤い点線のようにアームホールまできり浜なしても大丈夫です。
また、ダーツがないものは 直接 アームホールまでドレープ線を引き アームホールを支点に 開きます。
4.
②③のドレープ線も開き 全体で 16㎝~20㎝位にします。
これは素材によってもだいぶイメージが違う、感の見せ所です。
5.
襟ぐり線を延長して30~32㎝引きます。 前中心から 端へ2㎝縫い代を付け
身頃側に2㎝入ったところをリボンの始まりにします。
少し 図のようにカーブをつけることで やさしいイメージになるだけでなく
リボンの付け根の強度が増します。
6. ネックポイントから リボンの先を結び二つ折りにします。
見返し線を書きます(緑の線)
Aのように 肩線に止めるタイプか、アームホールまでもってくるやり方もあります。
ルーラーで 肩線 リボンの線 前中心の角 見返し線 を写し 広げて書きます。
7.ウェストダーツをたたんだ分 脇に足します。多めに足してゆるくし
かぶりでも着られるようにしてもいいでしょう。とりあえず、型紙は完成です!
でも どんなイメージになるか、やっぱり不安です。
そんな時は前身ごろだけでも 組み立ててみましょう。
シーツや布団カバーなど 破れてしまった布は
こんなときのために 捨てないでとっておきます。当然ですね♪
ついでに縫い方順序も説明です。
【リボンドレープブラウス 縫い方順序基本】
①リボン見返し 前中心の端の始末(ロック、ジグザグ、端ミシン等)
② リボン端から リボン付け根 前中心の端まで縫う。
赤い点まで切り込みを入れる。
リボンの見返しから、前中心を続けて縫う。
リボンをひっくり返して形を整える。
前中心は割り リボンは伸ばさないように柔らかくアイロンをかける
では、ボディで見てみましょう。
シーツなので、ちょっと生地が厚い分 思ったより深いドレープになりボリュームが出ました。
あと、前開きが少し深すぎました。
こんな感じで、少しパターンを修正しながら作ると
かなり、イメージどおりに作れます♪
是非 トライしてみてください。
ドルマンTパターンをアシンメトリーリボンブラウスの型紙へ展開 | 簡単パターンメイキング said,
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